警備員の資格制度

警備員の資格制度は、警備業の質を確保し、安全で信頼できるサービスを提供するために設けられています。主に「国家資格」と「法定教育(資格者による指導)」の2つの柱で構成されています。以下で概要を説明します。

1. 警備員指導教育責任者資格(国家資格)

県公安委員会が警備業務(1号、2号、3号、4号)の区分ごとに実施する警備員指導教育責任者講習を修了した者
受講対象者は下記の通り

  1. 最近5年間に当該警備業務区分に係る警備業務に従事した期間が通算して3年以上である者
  2. 警備員等の検定に関する規則第4条に規定する当該警備業務区分の1級の検定の合格証明書の交付を受けている者
  3. 当該警備業務区分に係る2級の検定の合格証明書の交付を受けている警備員で合格証明書の交付を受けた後、継続して1年以上当該警備業務区分の業務に従事している者
  4. 旧検定の当該警備業務区分の1級の検定合格証の交付を受けいている者
  5. 旧検定の当該警備業務区分の2級の検定合格証の交付を受けている警備員で合格証の交付を受けた後、継続して1年以上当該警備業務区分の業務に従事している者

【申込先】 兵庫県内の各警察署生活安全課
【受講費用】
1号業務  47,000円
2号業務  38,000円
3号業務  38,000円
4号業務  34,000円
(兵庫県収入証紙を講習初日に納付する)

兵庫県警察 警備業関係法定講習・検定試験実施予定

2. 機械警備業務管理者資格(国家資格)

県公安委員会が実施する機械警備業務管理者講習を修了した者
【申込先】 兵庫県内の各警察署生活安全課
【受講費用】 39,000円(兵庫県収入証紙を講習初日に納付する)

兵庫県警察 警備業関係法定講習・検定試験実施予定

3. 検定制度(国家資格)

警備員本人が専門知識・技能を証明する国家資格が「警備業務検定」です。
有資格者が一定数いると、警備会社は「資格者配置義務」を満たせるほか、入札や契約で優遇されます。
業務ごとに分かれ、さらに「1級」「2級」があります。

【種類】
・施設警備業務検定
・交通誘導警備業務検定
・雑踏警備業務検定
・貴重品運搬警備業務検定
・核燃料物質等危険物運搬警備業務検定
・空港保安警備業務検定

【内容】
学科試験と実技試験(法令、護身術、無線通信、誘導動作など)


兵庫県警察 警備業関係法定講習・検定試験実施予定
(一社)兵庫県警備業協会 特別講習実施予定

4. 新任・現任教育(法定教育)

すべての警備員は、業務に就く前に新任教育(20時間以上)を受けなければなりません(経験年数により特例あり)。
また、毎年1回以上の現任教育も義務付けられています。
ただし、新任教育を受けた日が属する年度に、現任教育を受ける必要はありません。

内容は、警備業法・関係法令・緊急時対応・接客態度など、警備の基礎から実践まで幅広く含まれます。


警備員教育の時間数一覧表
(一社)兵庫県警備業協会 新任・現任教育実施予定